訪日外国人がお金を落とす県ランキング
2018年1月9日更新
訪日外国人旅行者数が年間2,400万人を超え、奈良市内でも外国人旅行者を目にすることも多くなってきており、増えている事を実感されている方も多いかと思います。
先日訪日外国人がお金を落とす県ランキングが発表されました。その内容は外国人旅行者の日本国内での旅行者一人当たりの支出額は約13万円と、それと実際にどの都道府県を訪れたかを示す訪問率が表示されていました。
その中で驚く事がありました。奈良県での外国人旅行者一人当たりの支出額は4,527円と全国最下位、46位の山梨県の8,442円と比べて半額以下となっています。訪問率は大阪の44.7%や京都の33.2%に比べれば劣りますが、旅行者の8.4%が訪れ平均以上と検討しています。
関西圏を訪れる外国人旅行者は、全体的に旅行消費単価が低く、飲食・宿泊・お土産物の消費は大阪で、社寺仏閣の参拝は京都と奈良でと目的がはっきりと別れていることになります。
お客様の中でも訪日外国人旅行者による恩恵を受けている感覚があまりないというのも頷ける結果となりました。