採用面接の際の不適切な質問について
2022年11月24日更新
ハローワークが、不適切な採用選考の実態について把握した状況によると、応募者から「本人の適性・能力以外の事項を把握された」との指摘があったもののうち、家族に関することが42.9%を占めました。面接者が悪気なく、面接の空気を和らげるためにさまざまな質問をするケースが多いようですが、適性や能力に関係がない事項を採用面接時に質問し把握することは、就職差別につながるおそれがあります。不適切な質問の例としては下表のようなものが示されています。
定型的な質問を毎回用意していると、その時はよくても時代と共に不適切な質問に該当している危険性があります。この機会に、会社の採用面接における質問について問題がないか確認しましょう。