振替納税について
2023年5月1日更新
振替納税とは、納税者ご自身名義の預貯金口座からの口座引落しにより、国税を納付する手続です。
所得税の確定申告分や予定納税分および個人事業者の消費税の確定申告分や中間申告分の納税、法人税・消費税・地方税の確定申告分まで振替納税が可能になっています。
便利な機能ではありますが、令和3年度の利用状況調査では、振替納税(12.6%)・電子納税(18%)とまだまだ低い数字となっており、窓口での納付(62.7%)となっております。
口座振替依頼書の提出
振替納税のご利用を希望される方は、以下のいずれかの方法により口座振替依頼書の提出が必要です。
1 書面での提出
口座振替依頼書に住所、氏名、金融機関名、預貯金口座名などを記入し、預貯金通帳に使用している印鑑(注)を押して、税務署か金融機関に提出
2 オンラインでの提出
パソコンおよびスマートフォンからe-Tax(Web版・SP版) にログインし、入力画面(Web版(PDF/1,598KB)に沿って必要事項を入力し、口座振替依頼書を送信
メリット
・税金を納付する手間が省ける
・自動で口座振替になる
・所得税等の納付を1か月遅らせることができる
デメリット(注意点)
・残高不足の場合 延滞税が発生する
・税金の振替日に注意する
・転居して所轄税務署が変更になった場合は再度手続きが必要
申請してから約1~2か月程で振替納税の手続きが完了します。
申告ギリギリで申請しても間に合わないので早めの提出をお勧めします。
また、納付書を銀行へ持参する手間が省け、クレジットカード等で支払うことも可能なので年配の方や銀行が近くに無い方にもお勧めです。
上記の内容で相談等ございましたら、弊社までお気軽にお問い合わせください。