国税の納税方法について
2022年7月14日更新
税金の納付方法、いくつご存じでしょうか?今回は、多岐にわたる税金の支払い方法の中から、利用しやすい納税方法を5つご紹介します。
①振替納税
⇒口座からの自動引き落としにより納付する方法
事前に「預貯金口座振替依頼書兼納付書送付依頼書」を所轄税務署に提出することにより、本人名義の口座から引き落とされます。一度登録すれば、次回以降も継続して自動で振替納税が行われます。
※納税地等に変更があった場合は注意が必要です。
●利用可能税目:
・申告所得税及び復興特別所得税
・消費税及び地方消費税(個人事業者)
●利用可能額:制限なし
●引き落とし日:申告期限から約1か月後
●手数料:不要
②ダイレクト納付
⇒e-Taxを利用して、預貯金口座からの振替により、即時又は期日を指定して納付する方法
事前に税務署へ「ダイレクト納付利用届出書」を提出することにより、e-Taxからの簡単な操作で納税が可能です。
※e-Taxを利用して電子申告等又は納付情報登録をした後になります。
●利用可能税目:全ての税目
●利用可能額:金融機関による
●手数料:不要
③クレジットカード
⇒専用のWeb 画面からクレジットカードを用いて納付する方法
カード会社の引き落とし日に引き落とされるので、納期限時に手元にお金がない場合でも、支払いが可能です。
また、決済手数料がかかるものの、ご利用カードのポイント還元を受けることができますので、ポイント還元率と納税額によっては少しお得になります。
●利用可能税目:全ての税目
●利用可能額:1度の手続きにつき1,000万円未満
※ご利用クレジットカードの決済可能額以下
●引き落とし日:各カード会社の引き落とし日
●手数料:納税額による
④QR コード
⇒QRコードを作成し、コンビニエンスストアで納付する方法
国税庁ホームページで提供する作成システム等からQR コードを作成(印刷)し、コンビ二エンスストアで納付できます。
利用可能額は少額ですが、店舗数も多く、営業時間も長いコンビニでお支払いが可能ですので、利便性は高いです。また、作成手順も簡単です。
●利用可能税目:全ての税目
●利用可能額:30万円以下
●手数料:不要
●利用可能店舗:ローソン、ナチュラルローソン、ミニストップ、ファミリーマート
⑤納付書
⇒金融機関又は所轄税務署の窓口で、現金に納付書を添えて納付する方法
最も一般的な納税方法です。納付書に金額を記入し、金融機関等にてお支払いします。
●利用可能税目:全ての税目
●利用可能額:制限なし
●手数料:不要
【参考資料】納税の方法(国税庁)
https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/shinkoku/tebiki/2021/b/02/2_04.htm
上記の内容で相談等ありましたら、弊社までお気軽にお問い合わせください。