パート勤務者の住民税非課税限度額と有利判定
2015年10月20日更新
扶養の範囲内で働いている場合、年末が近づいてくると、勤務時間を減らし、
調整することがあります。
その基準点が、103万であることをご存知の方は多いかと思いますが、
さて、住民税が非課税となる収入の限度額はいくらかご存知でしょうか?
その非課税限度額は、住んでいる市区町村によって変わります。
奈良県の場合、
『奈良市、橿原市、生駒市に住んでいる方は、パート収入が96万5千円以下、
上記以外の市町村に住んでいる方は、パート収入が93万以下』です。
この金額を超えると、住民税がかかりますが、パート収入が100万の時、
住民税は、数千円です。
税負担だけを考えると、『非課税限度額以下で働こう』となりますが、
世帯収入を増やすためには、この限度額にとらわれる必要はないといえます。